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    栽培

 

 

​           栢本ブドウ園について

「栢本農園」のある三重県名張市青蓮寺は、名張市の南部に位置してます。
青蓮寺周辺には「青蓮寺湖」「青蓮寺ダム」や「香落渓」が近くにある緑豊かな山間地域です。
山々から溢れる透明で豊富な清水で囲まれた、景観のうつくしい地域であり、
春は青蓮寺湖の周りで桜が咲き誇り、夏の夜は幻想的な光を放つほたるが舞い、
秋は青蓮寺湖周辺の山々が紅と緑のグラデーションに染まります。
青蓮寺湖畔の冬は寒く、盆地特有の昼夜の寒暖差を生かし、代々農業を営んでいます

本家にある、樹齢100年を超える大きな大きな榧の木。

その榧の木と共に栄てきた栢本家は、江戸時代から代々受け継がれた米農家でした。
その昔、まだ姓が無かった頃、庭の榧の木がシンボルとなり、「かやもと」と名乗ったのが名字の由来といわれています。
代々、大切に受け継がれてきた「稲作」、そして庭の大きな大きな「榧の木」。
そして歳月を経て「稲作」だけでなく、この青蓮寺地区の清らかな水と気候を生かした「ぶどう」や、「いちご」の生産も手掛ける観光農園へと発展していきました。

榧の木と共にこの土地に根ざしてきた「栢本農園」。
この先、また100年先も、庭の榧の木と共に発展していきたいと思っています。

​(栢本ぶどう園HP様より)

https://kayamotonouen.com/

 

 

 

            栽培のポイント

栢本さんはとにかく探求心の強い生産者です。

美味しく、品質の高い葡萄を生産するために、日々どのように栽培したらよいか、どのように

園地を管理するかをしっかり考え、作業に落とし込んでいきます。

園地は代々受け継がれている棚栽培の葡萄達をを樹に強制させるのではなく、如何にぶどうにとって、働く管理者にとって

また、訪れるお客様にとって、園地すべてが過ごし易い環境になるかを考え、丁寧に作業を実行されています。

柏本に使用された赤品種の葡萄は西向き斜面でX字型、栢本さんのチャレンジ精神で普段食用種ありで生産されていたものを

ワイン用にモデルチェンジしました。

栽培方法は、必要最低限の農薬(化学農薬含む)を使用し、天候や生育状況に応じて葡萄に無理をさせない栽培をされています。

             醸造のポイント

2021年、私達にお話を頂いたとき、初めての品種ということもあり少し戸惑いを感じたものの、栢本様のお人柄、

また園地を訪れて食味したところ、酸味穏やかでありながらジューシーな味わい、少ないもののシルキーなタンニン

を感じ、これは良いワインになると確信し、今回チャレンジすことにしました。

課題は、この品種の特徴である甘い香りをワインにした時に、如何になじませることができるか。

ベリーAと比較してもやや強い香りがあったため、あえて少し強めに還元的な醸造をすることを心掛けました。

通常時は全房で仕込むことが多い私たちのワインですが、今回は酸味を抑える事、できるだけ青さを排除したい想いがあり、

すべて除梗しました。

また、2時発酵でもしっかり発酵させるために、手や除梗機、網などを用いず、除梗時にハサミで葡萄のテッペンギリギリを切除し

果実に傷をつけないように一粒ずつ丁寧に除梗、選果を行いました。

このような選果をした理由は、圧搾時にまだつぶれていない果実が複数あることで、圧搾後の糖度を上昇させ、

2時発酵の時にあえて還元的な発酵をさせる事を目的としました。

また、このように醸造すると強い硫黄臭が残ることが危惧されたので、2時発酵後に定期的にルモンタージュを行い

できるだ酸素をワインに送ることで過度な還元臭を防ぐことに努めました。

2時発酵が落ち着いた後、速やかにステンレスタンクで密閉をし10か月熟成、7月に瓶詰、1か月の瓶熟を経て

​今回リリースとなりました。

          ワインについて

いつも自信がなさそうな醸造者、中子が絶大な自信をもってお勧めできるワインになりました。

ベリーAを含む過去の食用品種の中で一番好みのワインです。

香りは、ブルーベリー、なめし皮、燻製

ベリー系の優しい酸味とソフトな飲み口、スルスル飲めますが、余韻がとてもマイルドでついつい、もう一杯飲みたくなる

やさしい1本になりました。おそらく気が付くと瓶が空になっています。

品名: 栢本葡萄 2021

品種(バッファロー100%)

アルコール分:10%

750ml

セミマセラシオンカルボニック

ステンレス:10か月

野生酵母

​亜硫酸塩添加量 0g/㍑

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