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         BUDOU TO IKIRU                         MACERATION

                       2019

※​Edamatsu ET Furuuchiシリーズの商品名変更につきまして※

​この度、2018年から弊社よりリリースさせていただいておりました、EdamatsuEtFuruuchiシリーズですが、ぶどうと活きるのメンバーが1名(高瀬康輔さん)増員されたことに伴いましして、Budou to Ikiruとしてリリースすることになりました。何卒よろしくお願い申し上げます

ぶどうと活きるについて

                              

今回、使用した葡萄は、山形県山形市で葡萄栽培をしている、ぶどうと活きるさん(枝松祐介さん  古内重光さん、高瀬康輔さん)の葡萄を100%使用しました。

彼らは地元が葡萄の一大産地でありながら、担い手不足が原因で葡萄園の廃園が、次々と増えていく現状のなか、地元の名産品を一生懸命作ってきた先輩たちの葡萄をどのように守っていくか、また楽しく運営を継続していけるかをテーマに掲げ、活動をされています。

例えば、歳を老いて、息子さん、娘さんが継続できず、何代も続いてきた葡萄畑を廃棄してしまいそうな場合に、彼らが畑をひきうけ、葡萄園を維持していくという活動をしています。

彼らは仲間を集い、葡萄づくりの醍醐味を共有することで、地元の若者に新たな職の選択と、地域で続いてきた葡萄畑の維持に貢献しようと奮闘しています。

また、もう一つの大切なテーマは、「兼業」ということかもしれません。

枝松氏、古内氏それぞれ、葡萄以外に、他のお仕事をもっています。

その中で、彼らが管理できる畑の規模を踏まえて、労働の分配等、葡萄園をやりくりできるやり方を追求し、「高品質な生食用ぶどう、理想のワイン用ブドウ」の生産をかかげて葡萄園を運営しています。

兼業というと、どっちつかずというイメージを持たれる方がいるかもしれません。

しかし、労力が半端なく、収入が少ないとう農業運営が一般的になりつつある、この日本において、他で収入を得ることで、収入面の不安を払拭し、作業規模を無駄に増やさず、できる範囲にしぼって、畑作業の質向上に精進していくことは、かえって、高品質な葡萄を生産する一つのモデルだと私たちは考えています。

 

弊社とは、2017年の冬に、弊社と共にワイン造りすることになりました。弊社スタッフの中子が目指す、「農家のワイン」の考え方に賛同していただき、目標のワインを掲げて、剪定前の冬から栽培シーズンを通して、コミュニケーションをしながら販売の本日まで、やってまいりました。毎年、ワインの出来を確認し、日々一歩ずつ前進できるよう、ぶどうと活きるは活動しています。

栽培について

 

枝松さん、古内さん、高瀬さんより。

※19年度プリムールと同じブドウを使用しているため、文章はプリムールの説明文と同じになります※

誰も借りる人がいない園地を借りて3年目が無事終わりました。初めはちゃんと栽培が出来るかわかりませんでした。

ただ、生まれ育った地元の農業が後継者不足や高齢化などの問題で荒れて無くなってくのを少しでも減らせたら、そして、もっと若い人達にも興味をもってもらえたらという思いでやって来ました!

 兼業で時間がなくても農業はできるし農業は楽しいとわかりました。

3年間天気や病気、整理現象などたくさん悩みましたが農彩土さんや國津果實酒醸造所さんのご協力があってここまで3年間品質と収量を安定させることができました!

 今年は暖冬の影響で冬の積雪が少なく(人間にはありがたい)春の雪解けが早く、根っこが動くのが早く芽だしも早かったです。

ただ春先は寒いので、そこで生育が少し停滞してしまいました。

夏になると猛暑が続きぶどうは房が日焼けしてしまうなど天候にはすごく左右されました。ただ夏の終わり頃には日射量が多く寒暖差もあり良い葡萄が出来たと思います!

醸造について

醸造責任者 中子より

葡萄と活きるさんの葡萄をお預かりし漬け込みでのワインを造ることになった、2年目になります。

前年リリースした、EdamatsuEtFuruuchiMaceration2018では、抽出を浅めにし品種の個性を消さない方向で醸造しました。

今回お預かりした葡萄達は、糖度21.5度、PH3.41と前年より少し糖度が上昇し、食味はしっかりした甘さ、酸味には前回のリンゴのような酸ではなく、

レモンのようなきりっとした酸が特徴。

その為、全房で仕込むことで酸味を利かしたワインに。

また、今回は、前回よりさらに抽出を期間を短くし、10日間、セミマセラシオンカルボニックで抽出。

すこし残糖を残した状態で圧搾を行った後、樽に入れるまで、密閉の状態で残りの発酵(14度セラー内)を3週間かけて行いました。

樽入れ(2019/10/5)時に、キレのある酸味を崩さないために重力で、澱を入れないように綺麗に慎重に澱引きをしました。

樽熟成は14か月古樽で行った後に、2020/12/14に瓶詰め、さらに瓶貯蔵を3か月かけて今回リリースすることになりました。

​味わいについて

​香りは、カリン、アプリコットジャム、少しハーブ。

漬け込みワインではめずらしく、若々しい青りんごのような酸味と飲んだ後に包み込むようなマイルドな余韻が長く続くのが特徴的です。

抜栓から7日間は平気で持ちこたえるため、グラスワインとしてもおすすめです。

醸造フローチャート

タンク搬入(ドライアイス入れる)

発酵(全房:セミマセラシオンカルボニック)

圧搾

澱引き

樽熟成

瓶詰め

瓶熟成

出荷

 

 

値段などについて

商品名/EdanatsuEdamatsuEtFuruuchiMaceration19

容量:750mlボルドータイプ(総数265本) 希望小売価格3500円(税別)

葡萄/デラウェア

アルコール度数/11.8%

葡萄栽培地/山形県山形市本沢

農法/慣行栽培(農薬は最低限に抑える)

栽培者/葡萄と活きる(枝松祐介、古内重光、高瀬康輔)

醸造方法/オーソドックス

収穫日/2019/9/10

糖度 21.5℃ 比重1085 PH3.34