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FOR CAVIST
Kunitsu-wine:株式会社 國津果實酒醸造所
菅野忠男 山形県 高畠
コンセプトと背景
「ぶどうはわが子」 — 50年にわたる愛情と伝統
山形県高畠町にて、約50年間、ぶどう栽培一筋に歩んできたベテラン農家・菅野忠男さんご夫妻。90歳前後を迎えても畑に足を運び続けるその姿勢や、人柄は、まるで家族にぶどうの成長を見守るような温かさに満ちています。ぶどうは小ぶりながらも生命力にあふれ、美しく樹に調和しています。畑とともに積み重ねてきた時間から生まれる「ぶどうはわが子」の想いが詰まった果実です
スタイル
自然に寄り添う、繊細で生命を感じるぶどうたち
菅野さんのぶどうは、「無理をさせない」ことを信念とし、自然型のX字剪定を用いて葉の隅々まで太陽の光を届ける工夫がなされています。これにより、生命力に満ちた果実本来の味わいと生命感が凝縮されています。ワインにすると、ラズベリーやブルーベリーのような優しい果実味と、清らかな酸味の調和が感じられるぶどうに仕上がります
栽培へのこだわり
丁寧さが形づくる本物の風味
50年にわたり積み上げてきた経験に基づき、忠男さんは剪定から果実管理まで丁寧に行います。「光を届ける」「樹に負担をかけない」という視点で、無駄を排した美しい樹冠を保ちつつ、ぶどう本来のポテンシャルを引き出す栽培を続けています。そこに表れる果実の生命感こそが、栽培への真摯なこだわりの証です
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