
FOR CAVIST
Kunitsu-wine:株式会社 國津果實酒醸造所

Natural POP Life
Cazino Rosado 2025
※(500ml)
Natural POP Life とは
「NaturalPoPLife」は弊社醸造責任者中子が、農家として就農し運営している「中子農園(NaturalPOPLife)」で栽培された、ブドウを100%使用したワインです。 NaturalPoPLifeはかつて中子が所属していた太田酒造様が運営する、滋賀県のワイナリー:栗東ワイナリー(旧琵琶湖ワイナリー)より3年間にわたってリリースした、特別キュベです。 中子が独立する際、栗東ワイナリー様のご厚意により、このNaturalPoPLifeというブランドを引き続き使用しながら活動をさせて頂ける事となりました。
栽培に関して
「背伸びせず、自然体でやるべきことに楽しく取り組み、グラス一杯にしっかり畑を注ぎ込むこと。」
こちらをテーマに葡萄栽培をしています。
葡萄達にあった、そして、名張という土地に根差したワインを造ることを最も重要視しており、
基本的には、葡萄たちと畑に住む生物たち皆のバランスが無理のないように、畑に存在するすべてがのびのびと過ごすことをメインテーマとして、
葡萄達とむきあっています。
そのため、葡萄達のお世話に関しては、有機栽培認定(銅水和剤、硫黄合剤)のみをを必要な時に最低限で使用しています。
土を起こすのか不耕起なのか、完全無農薬なのか有機栽培なのか、ビオディナミ法などを採用するのかは、
畑の状況や作物によって変えます。一つの農法に固執するつもりはありません。
Cuvee Cazinoについて
Cuvee cazinoは、新しく増えた区画のワインになります。
令和4年の5月末より名張市青蓮寺区画、梶野55園をお借りすることになりました。
そのため、大切な畑をお貸し頂いた梶野様のお名前を僭越ながらキュベ名とさせていただいております。
ワインについて
今回は、少し試験的な位置づけとして仕込んだ一本です。
背景として、巨峰の大幅な剪定により収穫量が減少したこと、
そしてこれまで栽培・醸造を担っていたスタッフの谷山が
自身の道へ進むこととなり、
彼が手がけていた古木のMBAを、
夏から私自身で引き継いで管理することになりました。
そうして収穫したMBAに加え、
3年目にして初めて実をつけたソーヴィニヨン・ブラン、
レッドミルレン・ニューム。
それぞれまだ若く、不揃いともいえる個性を、
今回は一つにまとめて仕込むことにしました。
収穫は2025年9月初旬(レッドミルレンのみ10月末)。
構成は、MBAを主体に(約60%)、
巨峰20%、ソーヴィニヨン・ブラン10%、
そして後から仕込んだ同じ畑の苗木レッドミルレン・ニュームの
白ワインを10%アッサンブラージュしています。
混ぜること自体は早くから決めていましたが、
どのように仕込むかは収穫直前まで迷い続けました。
最終的には、MBAを口にしたときに感じた
きれいな酸をそのまま表現したいと思い、
ダイレクトプレスによる白仕込みを選びました。
収穫後は丁寧に選果と除梗を行い、
翌々日にプレス。
セラーに移して2日後にデブルバージュを行い、
その後は14℃前後で静かに発酵を見守りました。
発酵は、特別に速くも遅くもなく、
大きく乱れることなく進んでくれました。
仕上がりは、全体としてとてもピュアな印象です。
ただ、仕込み量が少なかったこともあり、
わずかに酸化のニュアンスを感じる部分もあり、
その点は今後の課題として受け止めています。
味わいは、サクランボやフランボワーズのような
やわらかく若い赤い果実の印象に、
梅を思わせるような酸が重なり、
軽やかで親しみやすい仕上がりとなりました。
日常の中で、肩の力を抜いて楽しめるような一本です。
合わせるお料理は、重たすぎないものがよく合いそうです。
例えば、軽く冷やした状態で、
生ハムや鶏むね肉のサラダ、
トマトや梅を使ったさっぱりとした前菜などとともに、
気軽に楽しんでいただけましたら嬉しく思います。
ワイン詳細
詳細情報:
品種:MBA 巨峰 ソービニオンブラン レッドミルレンニューム
アルコール度数:10%
販売容量:500ml(145本製造)
小売希望販売価格:2800円(税込)
収穫日: 9月24日
糖度: 18度
pH: 3.45
亜硫酸添加なし