https://manage.wix.com/catalog-feed/v2/feed.xml?channel=pinterest&version=1&token=n6CgkE9sy4mTyQAC6k3njDyW2Lsyt9mYCD%2Bx8JumgVxVtPu7sZP4ATW47MP4RUiM
top of page
Tsuchiya Maceration 2024.jpg

Tsuchiya Maceration 
               2024

直向きに丁寧に

このワイン、「Tsuchiya Maceration2021」は山形県東置賜郡高畠町の土屋信一さんによって栽培された、白用醸造用品種100%で造っています。​​
土屋氏とは、2019年の7月ごろに農採土様をとおして、土屋様の畑でお会いしたのがきっかけで、私達のワイナリーに大切な葡萄を託していただくことになりました。​​

コロナウィルスの影響もあり、まだ実は一度しかお会いできていないものの、出会ったとき丁寧に丁寧に花粕を取っていらしたのがとても印象的でした。
シャイで口数の少ない方ですが、葡萄を一つ一つ丁寧に、大切に取り扱っておられ葡萄に対する愛情が伝わってきました。
​​​畑はx字の自然型で、収量を栽培者側で無理にコントロールすることなく、樹形に見合う葡萄の量を収穫し、葡萄の樹に無理させないように丁寧に栽培されていることが、とても印象的な生産者でした。​

※土屋様は有機、自然という概念はなく、一部化学農薬を使用されていますが、長年の経験を活かし、葡気持ちによりそった、丁寧な栽培を心掛けておられます。

醸造に関して

​2024年の土屋さんのブドウは、果実の成熟が非常に良く、収穫されたぶどうは果皮まで均一に色づいた美しい黄金色をしていました。
分析値としては、

  • 糖度:19.0

  • pH:3.78

と、決して高糖度ではありませんが、実際の食味では、
甘さは控えめでありながら、芯の通ったきれいな酸がはっきりと感じられる、非常にバランスの取れた状態でした。

この「酸の質の良さ」が、2024年の仕込み全体の方向性を決定づけています。

 

醸造コンセプト:2023年との違い
 

前ヴィンテージ(2023年)は、約2か月におよぶ長期マセラシオンを行い、
果皮由来の複雑さや奥行き、時間耐性を重視したスタイルを志向しました。

一方で2024年は、ぶどう自体が持つ
澄んだ酸・透明感・果実の素直さが際立っていたため、
それを覆い隠さないことを最優先に考えました。

その結果、
抽出は前年よりもやや抑えめに設定し、
マセラシオンは「足し算」ではなく「引き算」の発想で組み立てています。

 

発酵・マセラシオンの詳細
 

  • 全房のままタンクに投入し、自然発酵を開始

  • 発酵初期(9/27時点)

    • 比重:約1.080

    • 温度:約20.8℃

    • pH:3.78

発酵は立ち上がりが早く、初期段階では酢酸の兆候を注意深く観察。
この段階では浅めの抽出を意識し、無理な操作は行いませんでした。

 

発酵ピーク時の判断
 

発酵が活発化した中盤(10月上旬)には、

  • 最高温度:約29.4℃

  • 比重:1.03台 → 1.01台へ推移

この期間のみ、状態を見ながらやや強めのピシャージュを行い、
果皮との接触をコントロールしています。

ただし、発酵が落ち着き始めたタイミングで、
「これ以上の抽出は不要」と判断し、介入を一気に弱める方向へ切り替えました。

この判断が、2024年のスタイルを決定づける重要なポイントとなりました。

 

後半のマセラシオンと圧搾
 

比重が1.01を切ってからは、

  • ピシャージュは行わず

  • 穴をあけたキャップにワインを静かにかける穏やかなルモンタージュのみ

とし、刺激を最小限に抑えています。

最終的に、

  • 圧搾時比重:約0.993

  • pH:約3.68

完全に糖を食い切ったことを確認した上で圧搾を行いました。

マセラシオン期間は約25日間ですが、
後半は「操作しない時間」を長く取ることで、質感の整理を優先しています。
 

圧搾後・熟成プロセス
 

圧搾後は、

  1. 約1週間の二次発酵期間

  2. 比重の安定を確認後、澱引き

  3. さらに約1か月間、密閉状態で静置

その後、ワインに透明感が現れた段階で織引きを実施。

  • 一部を樽

  • 一部をステンレスタンク

に分けて貯蔵し、2025年12月まで熟成
 

​味わい

香りオレンジ、洋ナシ、アプリコット。黄色い果実を中心とした、明るく清潔感のあるアロマ。味わい酸味:シャープだが硬すぎず、口中にスーッと広がる甘味:感じられない果実味:クリーンなシトラス系余韻:強くはないが、口全体に酸の印象が静かに残るマセラシオン由来の骨格は感じられるものの、重心は軽く、透明感を主軸にしたドライなスタイルに仕上がっています。

​おすすめのペアリング

このワインの持ち味は、きれいな酸・控えめな果実味・軽やかな余韻です。
相性の良い料理白身魚のカルパッチョ(柑橘+塩+オリーブオイル)
鯛・ヒラメの昆布締め蒸し鶏にレモンや柚子胡椒を添えた一皿菜の花、アスパラ、ウドなど春野菜の塩調理山羊乳のフレッシュチーズ酸味を効かせたエスニック前菜柑橘を使った軽い前菜

商品情報

商品名 Tuchiya Maceration 24
​​品種:土屋信一さんの葡萄
醸造方法:セミマセラシオンカルボニック

め日時:2025/12/25
葡萄糖度:度
アルコール度数:11度
内容量:500ml
生産本数:573本 
小売り希望価格:オープン

bottom of page